「これまでいっぱい撮影したフィルムのネガや写真ってどう整理してますか?」
ワタシはよくこんな質問をされることがあります。
ここ数年、ずっと毎日NATURAで写真を撮っている(
過去記事参照)
のをご存知の方や、写真店「monogram」に居る立場として、
なにか特殊な整理方法を知っているのかと思われる方もいるようで、
こんなお話しになることが多いのかもしれません。
そこで、今回はワタシ、カメピスタッフMことミヤモトが
写真を撮った後にどんな整理をしているのかご紹介いたします。
これまで撮影したフィルム写真の現像済みのネガや写真プリントは、
きちんと市販のアルバムにファイリングして・・・
ま
せ
ん
ッ
!
そうなんです。実はあんまりちゃんと整理してません・・・。
最終的にはファイリングしてアルバムに整理することも
半年に1回、いや1年に1回・・・くらいするのですが、
基本的にこんな感じ↓で簡易ボックスにストックしています。
現像済みのネガ、写真プリント、そしてプリント時に作成したCD-Rデータと
基本的に3つの状態が存在しています。
でも、この保管時に自分なりに決めているルールがあります。
【ルールその1】ネガシートインデックスプリントを作る現像済みのネガって、一見しただけでは何の写真かわかりません。
そこでベタ焼き風「ネガシートインデックスプリント」を作ってます。
ネガと同じサイズのインデックスプリントなんですが、
これがあるとすぐにどのネガのどのコマがどんな写真かわかっちゃう。
このプリントサービスは、お店によって対応可能なところとそうでない
ところがありますので予め店頭にてお聞きください。
ちなみに、写真店「monogram」ではオプションサービスとして、
同時プリントの際に500円でやってますよー。(しっかり宣伝!)
●monogram / プリントサービス / オプションサービス
http://monogram.co.jp/print/option.html
【ルールその2】ネガやCD-Rに撮影時期とカメラ名を記すさきほど上の「ネガシートインデックスプリント」でも見えますが、
写真の撮影状況として
「いつからいつの期間に撮影した写真か?」
「どんなカメラやどんなフィルムで撮影したのか?」
「場所はどこで撮影したものか?」
など、わかる範囲を油性ペンですぐ書き込むようにしています。
かなりなぐり書き状態で!
こうした整理をするのに丁寧にタックシールに書いて貼る方法もありますが、
でも、そのシールが切れていたり、書き込む情報が曖昧で
内容の増減があったときにははみ出すことに躊躇してしまって、
つい即時に書き込めないことがでてきます。
そうなると整理するのが億劫になってしまったり・・・
そんなわけで、即時に油性ペンでなぐり書きが一番いいという
方法にいまは落ち着いています。
【ルールその3】焼き増し写真はすぐに分けるワタシはいろんな人と記念写真を撮ることが多く、そんな写真を焼き増しして
次に出会う機会があった際、プレゼントするようにしています。
でも、焼き増しした写真もプリントしてすぐに分けておかないと
後で探そうとしたときに見つからないこともしばしば。
そこで、あらかじめ左上にマスキングテープを貼ったクリアシートを
いくつか用意しておいて、写真プリントができたら名前を書いて
すぐに分けて入れています。
そうするとこんな感じになります↓
すぐにお会いして写真を渡せる方もいれば、なかなかお会いできずに
ずっと以前の写真を持ったままの方もいますが、こうしておくと
急に出会う機会があったときに渡せることができますね。
そして自分の写真は・・・最初にお見せした簡易ボックスに保管。
そこからフォトブックを作る時に引っ張りだしたりして、
年に数回の片付けをするときに整理しています。
以上、フィルム写真整理のルールいかがでしたでしょうか?
デジタル写真を整理する場合、PCやDVD-R、外付けハードディスク、
最近ではクラウドサービスなんかを利用されているかもしれませんね。
フィルム写真の場合、出来上がったその場で机の上に広げて
全体を見て、手を動かし、ペンを動かし、整理できる楽しさがあります。
みなさんもぜひ、そうした面倒くささも楽しみにしながら、
フィルム写真も楽しんでいただければと幸いです。