東京、大阪、名古屋で開催の
「Camera People みんなのまち」出版記念イベントで、
NATURA People特別編として協力いただいているファッションデザイナーeriさんの
「NATURA写真展(番外編)」をカメピギャラリーで開催します。
※展示の様子は、「
スタッフブログ」をご覧ください。
イベント会場では、見ることのできない未公開の写真や、カメピストアでプリントした生写真の展示、
eriさんお手製のNATURA BOOKなど、この機会にしか見ることができない楽しい内容になっています。
カメピギャラリーの展示も今年はこれが最後!ぜひ遊びにいらしてください。
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●タイトル:
NATURA People特別編
「NATURA CLASSICA by eri PHOTO EXIHIBITION 番外編」
●日時:
2008年12月11日(木)- 28日(日)
木〜日・祝 11:00 - 20:00
※月火水はお休み
●場所:
monogram(モノグラム)2階スペース
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-19-13-2F
Tel 03-3760-5852
>地図・住所の案内
●メッセージ:
古いFM3 HEXER スケルトンの変なコンパクトカメラ 初期のチェキ
SMENA8M LOMO FM2 BABYLON4 Polaroid690SLR GR1
好きなカメラを挙げたら いっぱい出てきます
何故だか 幼い頃から写真が大好きで あの四角い中に風景の一部を構成する作業と
その出来上がったプリントを並べた時の充実感に 取り憑かれていたようです
それがいつのまにか 便利で手軽なデジタルカメラの新しい魅力に眩み
さらに ネガや膨大なプリントを整理しなくていいという おまけ付きは
ものぐさの私には どうやらぴったりだったようで
しばらくデジタルばかりの生活が続いていました
でも 最近NATURAに出会い フィルムのカメラに戻り始めて
あの高揚感と写真への愛情が むくむくと甦ってくるのを感じています
デジタルとフィルムに甲乙なんて 付けられないけど
ファインダーを覗いて シャッターボタンに手をかける
一瞬 指が固まって さて これを撮るべきか撮るまいか と考えるとき
(デジタルカメラだったら つい幾枚か撮りながら
構図や露出の具合を探してしまうのだけれど)
ああなるほど ここで シャッターを押すか押さないかの判断が
フィルムの良さなのかなーと 思うようになりました
デジタルに比べたら 撮ったそれを 暗室に入ったり わざわざ現像しに出向いて
ネガ焼いて プリントして それをファイルにいれたりして
随分面倒な道を自ら進む訳ですから
それをも厭わない!と思った一押しが 一枚の作品になる
そんな シャッターを切ることの重みを 私は暫く忘れていた気がします
NATURAは 私のまばたきみたいに その風景を写真にしてくれる
どこにでも一緒にいける その軽さも
暗くたってシャッターを押せる頼もしさも
もちろんそのキュートなルックスも ぜんぶ100点
デジタルカメラの良さを知っている今でも
この1台でどこへでも行ける と思わせてくれるのは
私にはNATURAしか居ないかもしれません
これね このときね こんなことがあってね だからね 写真を撮ったのよって
私が 両親の撮ってくれた写真のアルバムをめくる時に感じる愛情を
同じように与えられるようになりたいから
私が将来子供を授かって さらには孫やひ孫にまで
残して見せてあげたい『写真』は
やっぱりフィルムで撮っていきたい
そう思います
●プロフィール:
eri
1983年2月11日大雪のNYC生まれ 東京育ち
1997年 “立花ハジメとLow Powers”のボーカルとしてアルバムをリリース
2001年 雑誌“Olive”での連載を開始
2002年 ブランド“chico”をスタート
2004年 ブランド“mother”を立ち上げる
現在、湯川潮音さんの衣装とADを担当中
また雑誌”装苑”にて『100の隙間』を 雑誌“真夜中”にて『真夜中のドレス』連載中
著書に市川実和子さん 東野翠れんさんとの共著『縷縷日記』(リトルモア)がある
motherのコレクション写真をまとめた写真集“mother photo book collection”の二号目も発売中です
mother web site
http://www.mothermother.com
blog
http://people.zozo.jp/eri/