No!up to date girl!リニアモータァーガァール・・・・・・・♪
昨日は早朝からレンタカーを借り、カメピスタッフ3人はまだ暗い
大都市トーキョービルディングを抜け、朝陽が差し掛かる頃に
レインボーブリッジを渡って、千葉県房総半島へ。。。
昨年のいま頃も写真集「カメラピープル」制作のため、
同じルート、同じメンバー、同じような時間帯に車を走らせていました。
お天気がイイ!こんな日は写真を撮りに遊びに行きた〜い!(ホンネ
この日は、印刷所で実際に刷られていく状態の最終チェック!「印刷立ち合い」と言われるスタッフが迎える最後の山場です。通常、ほかの書籍や写真集では、前作業の色校正までは確認する人はよく居ますが、実際に印刷所まで足を運んでひとつひとつ確認作業に入るのは、シビアなフォトグラファーや広告代理店を除いてあまりないそうです。そこは、グラフィック関連書籍に定評のある出版社「ピエ・ブックス」がドロップする「カメピ#2」のこだわりなのです。
山の中の広大な敷地にある印刷所。外部の人がチェックするため、セキュリティ抜群の部屋で出来上がって来るまで待機。そしてチェック。また待機。またチェック・・・の繰り返し。実際に印刷されている工場内は撮影禁止!日本に数台しかない最新鋭の機械は超カッコイイのですが、残念ながらお見せできません。
さて、作業はどんどん刷り上がってくる印刷物と写真を見合わせ、
何度も納得いくまでチェック!刷られた状態は16ページが1枚になった紙。
ここで裏表どちらか1点の写真でも修正箇所があると、全面刷り直しに。。。
正直言って、印刷所の方には申しわけないと思いながらも
「ココ、もう少しアカ味足してくださ…い(ちょっと小声)」
と修正と確認を繰り返します。
以前の制作便りでも書きましたが、写真を印刷物で出すのは本当に困難。
写真屋さんで出力された印画紙、お家プリンターの6色インクジェット、
そして、印刷所で刷られる紙質も違う4色インクでの表現は全て違います。
写真の奥深さ、混合されて出て来る色を、今回の写真集で再現するのに、
「ここが限界かー・・・」と諦めざるをえない写真も、実はありました。
また、反対に「こんなに忠実に再現できた!」と驚かされた写真も!
カメピスタッフ、編集者、印刷所のみなさんで何度も何度も確認して、
最終的に「これだ!」と言えた時は、外はすっかり暗くなっていました。
帰り道は千葉県・木更津から、アクアラインを通り、空港脇を抜け、
まだまだ眠らない街・トーキョーに。
疲れたカラダには眩しすぎる街の灯りです。
これから印刷された紙が裁断され、きちんと本のカタチに綴じられた
(製本された)写真集が出来上がります。
いよいよですよー・・・yehyehyehyeh・・・♪